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「日本交通」×「オクチィ」 日本初・タクシー乗務員「おくちの体操」実験の結果報告
3ヶ月間の実験で、睡眠時無呼吸症候群の改善効果が見られました!
日本交通株式会社
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日本交通株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:若林泰治、以下「日本交通」)と株式会社オクチィ(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:畑あゆ美、以下「オクチィ」)は、3ヶ月にわたりタクシー乗務員を対象に実施したおくちの体操(以下「口腔体操」)の実験結果を報告します。

口腔体操の実施により無呼吸低呼吸指数が平均19%減少したほか、アンケート調査においても34%の参加者において口腔体操の効果を実感できたことが示されました。

本実験は、口腔体操が睡眠時無呼吸症候群を引き起こすリスクの低減に有効かを検討するものものとして、2023年12月5日より2024年3月25日まで日本交通 赤羽営業所に所属する30名のタクシー乗務員を対象に行われました。日本交通では社員の無呼吸症候群の検査、治療の推奨に力を入れていたことから、本実験に協力することとなったものです。職業ドライバーを対象とした30名規模の実験は日本初の取り組み*です。
* 2023年10月時点において医学系論文などの公開情報をもとに調査した結果(オクチィ調べ)

口腔体操は、軽度から中等度の睡眠時無呼吸症候群の患者に対して、3ヶ月間実施することで改善効果があるとされています。参加者は動画コンテンツを視聴しながら、1日10分の口腔体操(舌、頬・軟口蓋を動かす動きを中心としたもの)を毎日行いました。また、オクチィのスタッフが週2回訪問し、参加者と面談し、口腔体操の実施状況を確認しました。

本実験の開始・中間・終了時に、簡易SASモニターによる無呼吸低呼吸指数(AHI:Apnea Hypopnea Index, 1時間当たりの無呼吸と低呼吸を合わせた回数)、口唇閉鎖力(口をしっかり閉じる力)を測定し、口腔体操による変化を分析した結果、AHIは20.9回から16.9回に減少、口腔閉鎖圧は平均18.8N(ニュートン)から20.7 Nに上昇しました。

参加者へのアンケート結果によると、「体操をして一番変わったところはどこですか?(複数回答あり)」という質問に対して、34%の方が「顔や口、頭がスッキリした」と回答しました。参加者からは実験に参加して良かったと思う理由として、「いびきが減った」、「よく眠れるようになった、寝つきが良くなった」、「無呼吸について知ることができ、改善のチャンスがあった」、「効果が感じられた(データが改善された)」といったことがあげられました。参加者の90%が今後また実験があった場合、参加したいと思うと回答していることからも口腔体操の効果を実感できていることが示されました。

本実験は、オクチィが口腔体操の有効性に関する研究を国内大学医学部との共同研究として進めたものであり、
その成果は論文(https://doi.org/10.1038/s41598-024-79884-0)として発表されました。

また、3か月間にわたる実験の様子はドキュメンタリー動画でご覧いただけます。参加者がどのような気持ちで毎日の口腔体操を続け、3か月間の実験を完遂できたのか、そのリアルな様子を視聴いただくことができます。


詳細はこちらから ⇒ https://www.nihon-kotsu-taxi.jp/news/250117/

企業|団体:

日本交通株式会社

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